目的に合った国選び

上記、留学の理由を縦軸に、メリット・デメリットを横軸に、具体的な滞在先候補を当てはめ最終的な留学先の決定に役立てて下さい。中でも最も重要なことは目的に合った国を選ぶことです。
語学留学であれば当然行く先の公用語を学ぶことになりすが、例外もあります。英語が公用語でなくとも習得が盛んな国に行って、英語学習のコースに入ることも出来ます。その場合、授業は全て英語になり周りは全て英語を学ぶ仲間になるので、短い期間での大幅なスキルアップが期待出来ます。外貨獲得の理由から途上国に多く見られる現象ですので、コスト削減にも効果的です。

参照サイト|セブ島への短期語学留学が可能な【セブスマ】

滞在先の言語に堪能で専門分野にも強い場合、留学後現地で就職することも視野に入れることもあると思います。その際、ビザを含め留学を超えた長期滞在が可能かどうか下調べをしておいて下さい。卒業間際になってその後の滞在が難しいことを知り、身の振り方が不透明になってしまうと、せっかくのスキルも台無しです。また世界情勢が目まぐるしく変わる中、移民ルールが頻繁に変更される国もあるので定期的な確認が不可欠です。条件が厳しい場合は無理せず弁護士などに相談して下さい。

プライベートを充実させたいなら、その時こそリサーチがものを言います。教育機関などの体系化されたものではなく、たくさんの情報の中から雰囲気を読んでイメージしなければなりません。さらにそれらには流動性があるので、言わば雲を掴むような話です。ですので量がものを言います。量が質を作るので念入りに調べ上げましょう。その中から目的に最も適合する国を選べば留学はより良いものになる筈です。

デメリット

メリットの反面、デメリットがあるのも留学です。まずは費用がかさむことです。生活費の安い途上国を選べば抑えることも可能ですが、先進国は物価が高いことも多く、また留学生のアルバイトを禁じている国もあるので莫大なコストがかかることもあります。この点については、渡航前に現地の情報をなるべく多く調べ上げ、見通しを出来るだけ正確なものにして下さい。滞在先に行ってみたら意外とお金がかかり資金が底をつくのはよく聞く話です。

長期間母国を離れることにより、浦島太郎のような帰国後の不適合感を得ることも少なくありません。滞在先の生活に慣れると言うことは常識を刷新することでもあり、それは感覚的な部分も大きいので、再度母国に馴染むのに時間がかかります。不在の間の経験が抜け、そこから得られる同国人としての共感を取り逃がすことも拍車をかけます。滞在先でも母国のことを忘れず、ニュースを見るなど情報収集に努めて下さい。家族や友人との連絡を絶やさないのも大事なことです。

海外は治安の良くない場所も少ないとは言えず、現地で外国人を狙った強盗・恐喝・空き巣などの被害も報告されています。出来るだけ危険な地域は避けましょう。どうしても行かねばならない場合は細心の注意を払って下さい。また安全と言われる場所でも気を抜いてはいけません。後ろ盾もなく風習も熟知していない外国人は狙われやすいのです。

メリット

留学には様々なメリットがあります。語学の習得にはうってつけであり、現地の生きた言語や考え方を得られるでしょう。そして、それを含め生活の節々から母国との違いを肌で感じ見聞が広まります。今まで持っていた自分の価値観を壊し、再構築することもあるでしょう。滞在先の良い点、悪い点を母国のそれらと自然に比べ、物事に対する正しい認識を育む機会になります。これは同じか似たような生活環境に居てはなかなか実現し難いものです。

帰国後の進路のためにも役に立ちます。語学力を活かした仕事に就くことはもちろん、留学の経験自体が評価に繋がることも少なくありません。仕事の現場において来日した外国人とスマートに交流する姿はとても頼もしく見えるでしょう。またその先に海外勤務に赴くきっかけになることもあります。母国だけでなく、世界中を活躍の舞台にするスタート地点に立つ方法の一つです。

新しい環境は新しい友達を作るのに最高の場所です。家族や親戚、旧来の友達もいないので自ずとネットワーク作成の努力をすることになります。新しい友達は新しい環境をもたらし、さらに新しい人との出会いを作ります。上手く波に乗れば今までに経験したことのない刺激的な毎日を送ることも可能でしょう。そして異国で受け入れられた経験があれば、自らも人に寛容になれる筈です。

留学に行く理由とは

留学に行くには人それぞれ様々な理由があると思いますが、それを明確にすることが成功の秘訣です。「その国の言語をマスターしたい」、「語学は十分だから専門的な分野を攻めたい」、「勉強はそこそこに人生経験のためにプライベートを充実させたい」など、自分のスキルや希望を熟知した上でプランを練りましょう。そうすれば「自分の留学」のメリット・デメリットも見えやすくなり、滞在先の選定や具体的な行動の予測が容易になります。また、日本をある程度の期間離れることになるので、その影響も加味しなければなりません。

語学留学は言語を覚えること、特に会話やそれらを通した思想を吸収するのに非常に有効です。ただし、現地人と接することが最低条件になります。滞在先に日本人が多い場合、日本人同士だけでくっついてしまい、目的を果たせぬまま帰国する人も少なくありません。また、学費だけでなく交際費の出費も計算しておかねばなりません。

専門分野を攻めたい場合は教育機関の選定が重要です。受け入れ先を探し、そちらとのコミュニケーションをよく進め、本当に自らの現状に適合し将来的に役に立つのかを見定めて下さい。大学など高度な教育機関に所属することが多い為、学費は高額になりがちです。現在所属する教育機関があれば、そこを通して留学し費用を一部でも負担して貰えるか検討してみましょう。

人生経験のためにプライベートを充実させたい場合は、滞在先候補各地を念入りに調べて下さい。国によって生活環境や外国人に対する接し方は随分異なります。同国内でも都市部に行けば都市部の、田舎に行けば田舎の良さがあります。また海外には危険な地域も多いので、トラブルに巻き込まれた際「知らなかった」では済まされません。